2021.03

3月31日　今日は年度の最終日、今年度で退職される先生方とのお別れの日です。卒業生のパン屋さんの協力で、校章をデザインしたピティビエというお菓子を先生方にお渡ししました。感謝の気持ちを込めたお菓子、このピティビエはサクサクのパイ生地の中にアーモンドクリームをたっぷり詰めて焼いた、フランスの伝統菓子です。先生方のはなむけの場に添えられたこのお菓子は優しく輝く丸い形をしたお月様のようです。今宵の月は満月ですね、月を眺めながら先生方の優しい笑顔をまた思い浮かべてしまいました。先生方のますますのご健勝をお祈りいたします。先生方との出会いに改めて感謝いたします。ありがとうございました。
2006年から取り組んでいる地域の小学校などと連携した食文化交流授業、今年度はコロナウィルスの影響でこの学習活動が制限されました。これまで一緒に味噌仕込みや白菜の栽培学習で私たちと共に勉強してきた小学校でも自粛や実施見送りが相次ぎました。このような状況でも感染防止策を講じながらなんとか実施できた学校も。味噌仕込みを体験した小学校の児童の皆さんからお手紙を頂戴しました。「ありがとうございました！」のメッセージ、こちらこそありがとうございました！非常に厳しい状況の中、子どもたちになんとか食の学びの機会を設けてあげたい！と手を尽くしてくれた小学校の先生方にも感謝いたします。
１年生の皆さんが育てた園芸センターの白菜から、春を告げる黄色い菜の花が咲きました。菜の花は、しばらくの間春を感じる花として、目で楽しむことができるのですが、一手間かけることで素敵な食べものになります。エディブルフラワーという言葉をご存知ですか？「エディブルフラワー」＝「食用花」と言われ、その名の通り食べることができる花のことです。白菜などアブラナ科の野菜を栽培し、そこから咲いた菜の花は、農薬を使用していないため食べることができます。桜の塩漬けはよく見かけますが、「菜の花の砂糖漬け」なんていかがでしょうか？学校が始まったら、一緒に作ってみましょう！
めんこい子どもたちが、新しい校舎に来てくれました。二十年前の卒業生2人、ママになって子どもたちを連れて母校に来てくれました。ん？ペアルックが二組！なんと！どちらのお子さんも双子！めんこい、めんこい。広々とした新しい校舎は小さい子どもたちにとっても気持ちのいい空間だったようです。当たり前のことですが、学校はここで学びたいという志を持つその時代時代の生徒たちのためにあります。この新しい校舎もこれから多くの生徒さんが来てくれることで、その役割を果たすことができます。１０年後、ママの母校で学びたいと思ってくれたら嬉しいな〜そんな日が来るかもしれないので、記念写真を一枚。また来てね〜
先ほどの大きな地震、みなさんの地域や自宅周辺，被害などありませんでしたか？津波注意報発令で、沿岸地域のみなさんは、避難された方もいたのではないでしょうか？まだまだ余震が続きそうですので、ご注意ください。2011年から野々島で続ける白菜の採種文化の保存活動も早10年、津波被災地での活動は震災の記録や教訓を今と後世に伝える役目もありそうです。風化を防ぐという役目も。浦戸野々島の採種用の白菜畑、菜の花が咲く前に除草を兼ねた土寄せを。宮城県内のコロナも感染拡大傾向が続き、生徒のみなさんを含め大人数での活動ができない状況でしたので、今回は代表してT本先生に対応してもらいました。早朝から島の畑の土寄せ作業、ありがとうございました。