学校の歴史も美味しさのエッセンスに

学校は今年度で141周年をむかえます。明治・大正・昭和・平成・令和、それぞれの時代に役割を果たし続けてきた学校、存在し続けていること自体にすごいことです。戦争だって、災害だって乗り越えてきたのですから。写真は第4代校長の朴澤三二(ほうざわさんじ)先生、歴代校長の中でも異色の校長先生です。学校の校長を務めながら東北帝国大学(現在の東北大学)の生物学の教授も兼任、そしてまたまたすごいのは、仙台市動物園の初代の園長も!校長・教授・園長を同時に務めていました。非常に興味深い人生です。

食文化創志科のかぼちゃの学びでは、動物園での環境学習や震災からの復興、地域づくりなども掛け合わせながら進めます。顕微鏡を覗きながら「自然の摂理妙」自然の仕組みは実に美しいと説いた三二先生、その足跡を辿りながらかぼちゃの学びに取り組んでみましょう!この地域の、この学校の、自分たちの、自分たちらしい、あなたらしい独自の美味しさに出会えるような気がします。美味しさは単に味覚だけではなく、いろんなものやことと掛け合わせられることで生まれる美味しさもあります。学校の歴史もまた美味しさのエッセンスにしましょう!


食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記