食と科学とホタル

食と科学ー

今年の新入生から学習することになった理科の科目「科学と人間生活」食文化創志科では、理科は理科だけで学習するのではなく「理科(科学) × 食の専門科目」で学習することを計画しています。まだ授業は始まりませんが「科学と人間生活」の教科書を開いてみると、食に関する単元がたくさん見つかります。付箋でマークしてみました。食は科学なんですね。休校が続きますが、食文化創志科の新入生の皆様、この休校期間中にこの教科書も眺めておいてください!食に興味があるみなさんなら、きっとワクワクしますよ。


ホタルのことー

ホタルも「科学と人間生活」の教科書に掲載されています、ちょと覗いて見てください。理科の授業の教材として活用できると思い、ゲンジホタルの幼虫をいただいてきました。青葉山公園の小川で開催されたホタルの幼虫の放流会にて・・・今年はコロナウィルス の関係で規模を縮小して開催されたとのことでしたが、無事に放流できました。「青葉山ホタルの会」の会長をされている兵庫さんのお話を伺いながら貴重な幼虫を頂戴しました。成虫になるのは6月とのこと。兵庫さんは青葉区立町の料亭「ひょうご」を経営している方。料亭のお仕事とともにこういった環境保全活動や文化活動にも長年取り組んでいらっしゃいます。自然と人との関わりについて貴重なお話を伺いました。ホタルは自然と人との関わりについて、多くのことに気付かさせてくれる存在です。


ホタルと食は直接結びつくものではありませんが、自然を愛でながら食事をするというのもまた食の豊さの表現です、文化的なおいしさの要素でもあるように思います。そう言えば、今年の3月卒業した生徒の就職先の一つ東京のホテル「椿山荘(ちんざんそう)」ここは毎年5〜7月にホタルを愛でながら食事ができることで有名です。東京の飲食業界もコロナウィルスの感染拡大で、厳しい状況が続きますが、今年もホテルに隣接する池にはホタルが飛び交います。

 https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/hotaru/

「明成高校とホタルの関係」について、とても良いお話がありますが、後日別の機会に。




https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/hotaru/

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記