白菜新商品開発完成報告会「星めぐりの白菜餃子」が完成しました!

本学科では、東日本大震災年から、塩竈市浦戸諸島野々島で白菜の採種文化の保存活動を行なっています。活動に長年、ご協力・ご支援くださっている塩竈市の餃子加工食品の蜂屋食品さんとは、生徒たちが育てた白菜を使った白菜餃子を商品として作っていただいています。
そして、この度新商品が開発されました!東日本大震災から10年の節目に、宇宙ミッションという事業が行われ、被災自治体から記念品を宇宙に飛ばし、帰還したもので地域づくりや復興に活かしていこうという事業です。塩竈市からの要請で、白菜のタネを宇宙に飛ばし、星をめぐって帰還したタネを、浦戸諸島で採種したものを使用した、宇宙白菜がたっぷり入った餃子です。浦戸諸島寒風沢島・大郷町・仙台農業園芸センター各地で栽培したものを餃子に入れ、たくさんの方々の思いも一緒に包んだ優しい餃子です。
素敵なパッケージは、岩手県花巻市の宮沢賢治さんの関係している作家さんに制作していただきました。賢治さんといえば、宇宙や銀河をテーマとした童話や詩を残されています。
たくさんの地域や人が白菜でつながるって素敵ですね。

今回は塩竈市長へ完成報告会を行いました。焼いても茹でても美味しく食べられます。
星をめぐった白菜餃子、ふるさとの復興や、これからの明るい未来への期待や願いを込めて作った作品です。お買い求めは、蜂屋食品さんのホームページをご覧ください。
https://hachiya-foods.co.jp

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記