野々島のロゼット白菜

厳しい冬を越えるために、植物たちは背を低くし葉を放射線状に伸ばした状態にするそうです。白菜などの二年草の植物に見られるこの状態を「ロゼット」と呼びます。ロゼットの語源はきっとローズなんでしょうね。雪がちらつく冬の野々島の白菜畑でもきれいな「白菜のロゼットの花」が咲いています。生育は順調のようです。

8月の初旬から中旬にかけ種をまくと、結球する白菜。島の採種用の白菜の栽培は、同じ白菜の種でも、まき時期を遅らせて栽培します。まく時期が遅くなると冬場はロゼットに。夏から秋の期間を避けることで、病気や虫を防ぐことができます。

10月の定植

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記