シオーモ(塩竃)の白菜の学び

塩竃市野々島での「松島白菜の採種文化の保存活動」も10年目を迎えます。10/9に一年生全員で植えた苗たちも順調に育っているようです。今月末は塩竃市内の4つの小中学校のみなさんもこの活動に参加し、それぞれの学校で育てた苗を島の畑に植える予定です。白菜の学びを通して地域がつながる、地域がつながることで私たちの学びの場が広がり、また多くのことが学べ、また多くの人との出会いが生まれる。そこでまた地域がつながり、でまた・・・塩竃の浦戸野々島を中心にした食の学びの活動、食文化創志科の大切な学びの場です。

「シオーモ」という言葉ですが、岩手県花巻の宮澤賢治によって作られた「塩竃」を表す言葉です。エスペラント風語の表現、ちなみに「仙台」は「センダード」、「岩手」は「イーハトーブ」・・・『ポラーノの広場』という作品で登場します。岩手県だけではなく、宮城県の各地を訪れていた宮澤賢治は、宮城で見聞きしたものやことも創作活動で生かしていたのでしょうね。シオーモの島ノ畑でとれた白菜のタネがイーハトーブの下ノ畑でも栽培されています。地元の小学生と下ノ畑保存会のみなさんによる活動です。イーハトーブの白菜畑もそろそろ収穫期に!いろんなご縁をつなぎながら「シオーモ・センダード・イーハトーブの三市連携による白菜の学び活動 × 宇宙ミッション」の食の学びがはじまりそうです。詳細はまた後日。


イーハトーブ花巻 下ノ畑の白菜もそろそろ収穫です

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記