5月、「田の心」と「里の芋」

5月に入りました。今月は大郷町での田植えや里芋の植え付け作業を計画していましたが・・・再度の休校延長となってしまい残念でした。休校は今月後半まで長引きそうですね。宮城県内・仙台市内ではこの連休中から田植えが始まります。「思」という漢字は「田の心」と書きますが、日々のお米をいただく際、食への感謝と共に「田の心」、この季節の田んぼのことも「思」いを巡らせててくださいね。食文化創志科の生徒として「耕しの学び」は大変貴重な学習です。学校が早く再開されることを切に願います。学校再開後は思う存分学んでくださいね。連休後、学科の先生方で大郷町へ里芋を植え付けに行ってきます。今年の品種は「セレベス」という品種です。茎が赤い芋、インドネシアの島の名前(旧名)が品種名になっている芋です。インドネシアから渡来した芋と言われています。

セレベス島、現在のスラウェシ島は、一昨年津波で大きな被害をうけた島、また大郷町の畑も昨年の台風で浸水の被害をうけた大郷町粕川地区にあります。里芋の栽培を通してそれぞれの被災地に思いを馳せましょう。地域の食に広く深く学ぶ食文化創志科の学習、今は想像というか「思う」ことしかできませんが、毎日意識し続けて「思い」続けてくれてることを願います。


http://jhtv.jp/movie/potato-planting-with-japanese-high-school-students-رحلة-مع-طلبة-البكالوريا-في-ال/

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記