休校中の2・3年生の調理課題は「大根の桂むきの練習」も。三年間を通して大根の桂むきは日本料理の授業で何度も登場します。実技試験の課題にもなっています。いつも手にしている大根ですが、練習してむいた大根や残った芯の部分、また桂むきには使いづらい大根の上・下部はどうしているでしょうか?今まであまり気にかけてはいなかったような気がします。休校中是非取り組んでもらいたいことがあります。桂むきの練習が主な課題なのですが、休校中の家庭学習なので「プラスαの大根学習」にも取り組んでみてはいかがでしょうか。例えば・・・
①一本の大根をいろんな料理に、『調理師養成テキスト1』の巻末ページのエコクッキングを参考に、是非、桂にむいた部分も 残った芯も 皮も 頭も 尻尾も 葉っぱも・・・みんな調理して食卓へ 部位による栄養の情報も調べて
②生物の実験にも 葉っぱの部分は捨てないで水につけておくと、葉っぱが伸びて花を咲かせタネができるらしい。大根は白い花を咲かせるアブラナ科のダイコン属。
③栽培だって プランターでもできるかも
こんな風にいろんな角度から一本の大根を無駄なく学習してみると、大根が愛しくなるような気がします。そうやって取り組む桂むきは、丁寧さが増すでしょうね。向き合い方というか姿勢や気持ちがまでが変わってくる。休校中の学習のポイントは、そんなところにあるのかもしれません。
せんだい農業園芸センターにじゃがいもと一緒におまけでまいた大根のタネも発芽しました。
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