浦戸の春パスタ 春菜と浦戸の白魚

春、4月は出会いの季節です。料理は自然と人が、人と人が、人と食が、食と食が・・・出会って生み出されます。塩竃市浦戸諸島で百年続く「松島白菜の採種文化」に学ぶ私たちは、東日本大震災があった2011年からその食文化の保存活動に取り組んでいます。約百年続く島の食文化の価値や魅力をよりたくさんの人たちに伝えるために、この度、島由来の食材を活用したパスタ料理に挑戦しました。

この季節にしか食することができない白菜のつぼみ菜と白魚、つぼみ菜は二年生が園芸センターで栽培していたもの、白魚は塩竃の浦戸産です。いつもお世話になっている塩竃市役所の職員の方に届けいただきました。ありがとうございました。

また今回の取り組みでは、仙台を中心にパスタ専門店「コパン」を運営する株式会社ダックスの楠さんと斉藤さんからも調理に関するご指導をいただきました。斉藤さんは、なんと明成高校調理科の先輩!2時間ほどの時間でしたが、とても豊かな食の学びの時間となりました。たくさんの人やものやことがつながり合って生まれた食の学びの交流、やはり料理は自然と人が、人と人が、人と食が、食と食が・・・出会って生み出されるようです。今回の取り組みの様子は、来月初め、新聞でも紹介される予定です。詳細はまた後日。

※仙台白菜のつぼみ菜、甘くて柔らかくてとても美味しい春を告げる野菜、浦戸産の白魚との相性もバッチリ!来年の春に向けて白菜のつぼみ菜をテーマに新たなプロジェクトを計画しましょう!

※コパンのみなさんとの交流も、来月以降本格的に!引き続きよろしくお願いします。

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記