春の白菜

8月にまいた白菜の種、
播種後約100日経過すると結球して収穫されます。
昨年の12月に収穫した白菜を軒下に置いて保存していました。

外側の葉は水分が抜け乾燥し、ピタッと白菜の玉にはりついています。その様はまるで天然のラップのようです。そのおかげで水分が抜けることも葉が広がることもなく、丸い形のままで長い間保存することができました。
そろそろ春だというのですが、いまだに美味しく食べることができます。外側の葉を二、三枚むくと白くて美しい白菜の玉が現れます。決してスーパーなどで見ることができない姿ですが、これもまた自然の白菜の美と美味しさなのです。

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記