白菜の採種文化の保存活動に向けた準備

10月に入り、秋晴れが続いています。

さて今週9日(金)は、食文化創志科1年生のみなさんによる、塩竈市浦戸諸島野々島での「白菜の採種文化の保存活動」の日です。

本日は、9日の校外授業に向け、食文化創志科の教職員の先生方が畑の準備を行いました。畑の準備は、天候とにらめっこしながら行わなくてはなりませんので、天気予報と相談しながら決めています。


採種用の白菜の苗は、学校の敷地内で育苗中のものをバスと船に乗せて野々島まで持っていきます。震災から10年。来春は震災後10回目の白菜の花「菜の花」を咲かせます。

10年前から続く、本校の伝統的な活動となった白菜の採種文化の保存活動ですが、毎年タネを蒔いて、育ててきた先輩方や、島のみなさん、協力してくださっている地域の方々へも感謝の思いを馳せながら取り組んで欲しいと思います。

その「思い」は日々の食の「美味しさ」のエッセンスになるはずです。

食文化創志科 耕し日記

仙台大学附属明成高等学校 食文化創志科 ふるさとの食の学び 高校生たちによる ふるさとの耕し日記